±1.5Vヘッドホンアンプの基礎研究

オペアンプの推奨動作電圧

  NMJ4558、4559   ±4V〜±18V

  NJM4580        ±2V〜±18V         50mA
  
  NJM5532        ±3V〜±22V

  LF411           ±4.5V〜±18V

  OPA2277         ±2V〜±18V

  LM386           4V〜12V

  OPA2604         ±4.5V〜±24V       35mA

  LM4562         ±2.5V〜±17V       23mA

  ちょっと無理筋だが4580を調べる。












  これはきびしい結果が出た。あとでオペアンプを替えてやってみよう。


  このへんの状況は闇に包まれている。4パラまで調べる。












  参考 


  歪率はこんなものか。±3Vの時と比べノイズレベルが高い。と思ったが単に低出力領域だから
ということ。


オペアンプの推奨動作電圧

AD8397ARZ         ±1.5V〜±12V

LMC6442AIM        +1.8V〜±11V

LMC6035IM         +2V〜±15.5V

LM2904P           ±1.5V〜±16V

LM358N-N          +3V〜32V

UPC4062C          ±2V〜±16V

LT1498             2.2V〜36V

LT1112             ±1V〜±20V



   測定結果



  以下スケールが違うのに注意。






  すごい。勝負あったとしか言いようがない。



  回路はこのとおり。バッファの石はよく見るとBLランクだった。訂正しておきます。


  特性はまあいいのだが音が・・・・。これではアンプ無しでもいいやということになる。

  バッファをK147/J72にしてオペアンプをいろいろ試す必要がありそう。

  あまり期待できないかもしれないが。


  AD8397 + K147 / J72








  この辺で手を打とうか。

  音を聴いてみたが散歩で使うのなら十分良さが出る。大成功と言ってよいが問題は部品が手に入らない
ことだ。


  nabe式をAyumi氏が再現し検討したもの。Wに変換してある。
 


   これを見る限りPの効果ははっきり出ている。どうもバッファが相当足を引っ張っているようだ。



  nabe式ダイアモンドバッファを調べる。この電圧での唯一の解のようなものなので大切にしたいものだ。









  良好な特性になっている。これにNFBを掛けたものは経験上いい音になる。

  ±1.5Vシリーズ完結









  これはソフトの計算値と乖離してちょっと変だが、個別のほうはスペクトルを計測しているので確かだと思う。




  電気二重層コンデンサー1F(100万μF)を投入してみた。電源オフしても90秒鳴り続ける。
音はとても柔らかい心地の良いものに変化した。

  これは困ったなあ。こんなんで最高の音になってしまったらやることが無くなってしまう。

  いままで電池が忙しく動作していたのが極めて単純な動作になったのが理由か。それは間違い。See 大容量パスコンのナゾ
 ちょっと肌理は粗いが最高度のピュアな音だ。