iPodをつないでデスクトップでミニスピーカーを鳴らすという王道のコンセプトは中国製アンプの独壇場
になっている。日本のメーカーはこの価格帯では勝負にならないので付加価値をつけて４〜５万円の価格帯
に退避している。
検討した結果S.M.L.S.社のSA60が良さそうに思われた。価格は７９００円だった。大きさはこのようになる。
重量は電源込みで実測６００〜７００ｇくらい。チップはTPA3116を使用している。
８Ω負荷で３０Wなので４Ωではカタログどうり６０W出るのだろう。出力インピーダンスはオンオフ法で０．５３Ω
になった。低音は少しふんわりする。
高域は微粒子感がありさわやかに広がる。電子ボリュームが採用してあり操作感はまあまあだが小音量では
情報量が漸減する感じだ。Dクラスアンプの透明な音が楽しめる。ルックス、性能、価格からするとかなりいい買い物
だと思う。