6C33C-Bハイブリッドアンプ計画(その2)

  プランがだんだん固まってきた。これが当面目指す回路。球は6BQ5を考えている。





 
 まず実証アンプを作ってみる。








  DCサーボが効いているか見る。









  DCサーボ実装後










  いよいよ真空管で組んでみる。帰還回路はストレートにした。TLP371のコレクタ損失が300mWなのでツェナーを入れて
CE間の電圧を下げた。







  ヒーター点火回路DC24Vの可変式スイッチング電源を用いる。定電流にしないとラッシュカレントのせいで起動しない。
この方式だと300mAくらいから立ち上がってゆっくりと700mAに達する。







  
ノンスイッチングB級アンプなのでアイドリングを10mAに調整した。無帰還で行っている。







  聴いてみるとこのようにハイ落ちになっている。原因はTLP371だろう。


   TLP621を用いる。今度はNFBをかけている。





  
今度はうまくいった。









  マッチングトランスを使用した場合






  一号機がこれで完成した。音はこれまでにない素晴らしい音だ。


 



  二号機を作る。一段追加してオープンゲインを改善する。




   
帰還をかけると発振するので無帰還のデータをとる。



  
NFBが掛けられない上に音の方もいまいちだ。


  一号機の方を改良する。フォトカプラーをパラにして電流増幅率を増加させる。レベルシフトのMOSも増やしてみる。