Technics SE-9060の改修
某月某日 古いパワーアンプSE-9060の再改修に着手する。
保護回路から作ることにした。
元のアンプに使われていたパワートランジスタ
この代わりに日立のMOSーFETを使い、LoーDスーパーリニアサーキット、Λコン搭載のアンプを製作する。
某月某日
作業を進めた。今回の保護回路は左右独立電源に対応するため少々工夫が要る。
部品を載せたところ。この後の基板配線は楽しみの一つである。
一部の部品は調達中なので今のところこんな感じである。VHコネクタ、金属板抵抗、100V耐圧の電解コンデンサー、配線材などが
足りない。やはりアンプ基板は左右対称にした。
今回使う日立のMOSーFET
基板に載った太陽通信のΛコン。銅箔、銅リードのフィルムコンである。昔秋葉原で4個買えた時のものである。
昨年は不思議な年で、K135の上位互換の石やTHF-51Sなどがネットで購入できた。今年はそれらを使ってアンプ
をいくつか作ってみる。
この辺まで進んだ。
電源部 SE-9060の電源部にHMA-9500IIのレギュレーターを組み込む。動作を調べてみた。
手持ちの部品に合わせて定数を変更した。
電解コンデンサーが大きかったのでこのようになった。メインの整流ダイオードは基板の裏側に取り付けることになる。
整流のみ
レギュレーター出力
うまく動作しているようだ。
アンプ基板
予備実験的に電源とバイアスを簡略化した回路を試してみる。
オールFETにした。
無帰還アンプ
Lo−Dのスーパーリニアサーキットの動作を示す。HMA-9500IIにモジュールとして組み込まれているものである。
終段のノンスイッチングの動作が確認できる。予備実験がうまくいけば組み込むこととする。