ポンたたき法の詳細
ポンたたき法とは空気砲の原理を応用したバスレフチューニングの新しい?方法です。
指先でコーンを軽くたたき、それによって起こる振動をスペクトルアナライザーで見ます。
マイクの位置はポート部、コーン部、その中間というふうに3通り調べます。

FE83バスレフインピーダンス特性

これによるとfoc1が200Hzということが正確にわかりますが、fdをどこにするかは
なかなか難しいところです。
そこでマイクをバスレフダクトに近づけてスイープ信号を入れてみます。

これでみるとかろうじて75Hzがピークかなとわかります。
ポンたたきポート部

このように75Hzにきれいな山ができています。
ポンたたきコーン部

インピーダンス特性を参考にするとこのあたりがピークではないでしょうか。
ポンたたき総合特性

このようにバスレフは二つのピークによるスタガー特性であることがわかります。
したがって私的にはことさらダブルバスレフにする必然性はないのではと思います。
目次に戻る