全く素晴らしい帯域電流正帰還

  このような特性のスピーカーを用意します。


  音圧特性


  速度特性


  Qがこのくらい高めの方が都合が良いのです。電流アンプは使えません。


  まず電流正帰還を調べてみます。


  (とりあえず速度負帰還で調べている。)





  このようにfsにおけるQをある程度自由に下げることができます。

  次に帯域電流正帰還を調べてみます。



 (とりあえず帯域速度負帰還で調べている。)






  このようにfsを下げることができます。

  サインショットを見てみます。


  波形の再現性は次元の違う素晴らしさです。

  もうお気づきでしょうが、帯域電流正帰還は、加速度MFBと等価なのです。

  スピーカーに手を加えることなく、moを増加させる効果をもたらします。

  実際に適用するのには問題がありそうですが。