続々 久しぶりにメーカー製アンプを買う  

  今回はKENWOOD、YAMAHAに続いてパイオニアのA01という
アンプを買いました。名前からするとハイエンドモデルのようですが、
ローエンドモデルです。今回は中古屋での衝動買いです。
  
  定格出力  35W(0.07%、8Ω)
  SN比 LINE  105dB
      PHONO 77dB
  重量  5.2kg





  中を見てみると、このような構造になっています。



  イコライザーには4570が使われています。コントロール部には大型LSIが
使われています。



  電源部はELNAの50V6800μFが、整流ダイオードは2個使われて
います。




  パワーアンプ部は裏返しになっています。終段はC3181、A1264の
シングルプッシュプルです。

  東芝2SC3181
     三重拡散 120V 8A hFE=95 ft=30MHz  

  回路はWIDE RANGE LINEAR CIRCUIT という名前がついています
が、電流帰還方式のようです。



  コレクタ間にラムダコン0.22μを入れてみました。


  
  ASTアダプターをつなぎ、帰還が深くなるように調整します。



  MFBがかかると低音が激減するので、トーンコントロールは必要です。
コツはローブーストとともにハイを少し絞ることです。


  この状態で聴いていると、大変身といって良いでしょう。全く素晴らしい音です。

  透明で余韻が美しく、低音は次元の違う制動感があります。

  

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