HA-4シリーズ

  今回は基板実装タイプの部品を試してみる。回路はHA−3のものを踏襲するが、いろいろ
試せそう。電気二重層コンデンサーを搭載する。

  まずオペアンプのみで作ってみて不具合が無いかを見る。




  LED点灯実験。どうやら±を間違えずに接続できたようだ。



  組みあがった。部品の動作は問題ない。NJM4580を入れてあるが音はいまいち。



  NJM4556ADにしてみた。これはなかなか良い。製品にして売れそうな音だ。

  低音楽器も筋金入りの強靭さで鳴る。直列合成後も11万μFもあるので空恐ろしいほどの容量だ。



  参考









  少しの付け足しでSR−71A blackbird と同じ回路構成になる。音は相当良くなるだろう。



  完成してOPA2604に換装したところ。



  こんな風になっている。



  エンジニアリングは申し分ないし音も最高に近い。持つと気分がよいので旅にはこれをお供させよう。



  その後ちょっと改変した。


  実測特性



    HA−3に比べて遜色ない性能が出ている。快調に進撃中。



  もう一台作った。






  オペアンプを載せ変えてみた。音は2604の方が好みかも。




(終わり)