高精度ZDRアンプ
最近の作は歪率が悪いので調整を加える。
C4793 A1837 ZDRmini


1kのVRを調整して二次歪が消えるポイントを探す。212Ωだったので220Ωの固定抵抗を
挿入した。


Difference amplifierというのがある。

ZDR用に特注するとまさにこのようなICになる。ただし発振したらおしまいである。


これは動作したようである。

INA2133をDIPに変換したZDRアンプと4580を用いた動作確認用IC。



出力段にはBUF634を用いた。オフセットが両chとも0.2mVになった。本当に高精度だ。
Audio differential line recieversというものがある。これだと変換基板不要で具合が良い。ただし INA2133より周波数特性
が伸びているので発振が懸念される。


片ch動作不良となった。やっぱり動作確認用ICがないと結線の間違いなのか発振なのかその両方なのかが
わからない。

結線ミスだった。動作し特性も取れた。オフセットは0.1mVと0.2mVという驚異的な値。

NJM4580とチップ抵抗でハイブリッドICを作った。今回は抵抗を選別して反転アンプごとに22.00〜22.01kΩ
くらいの範囲に収めた。
効果はあったようでオフセットはかなり小さく1.5mVと1.4mVになった。


(つづく)