J18トランスリニアドライブアンプ

  クロスシャント、トランスリニア、SITが総て盛り込まれたアンプはどんな音がするのだろう。まあ
作ってみないことには誰にもわからないのだ。






   シミュレーターで電圧増幅段がトランスリニアであることを示す。




  このようにVbeの和が一定になっている。したがってコレクタ電流はハイパーボリック曲線に
従うはずである(負電圧のドライブでもカットオフしない)。


   思い付いた回路をメモしておく。


   これもノンカットオフ動作をする。







  これはパワー段までクロスシャントを採用したSITアンプ。ここまでやれば上條アンプの到達点といえる
かもしれない。電源アダプターを5個用意すればできそうだ(上條氏のオリジナルだと9個)。



   こちらだと妥協のようだが特性も音も全く同じであることが予測されるし±40V電源がすぐ使えるメリットがある。



(つづく)