6AS7-G OTLアンプ  

  双三極管の6AS7ーGで作ってみる。



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   回路と基板はこのようになる。






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  このようなヒーター回路を用意したが、熱的にうまくなかった。結局12Vの電源アダプターでダイレクトに点火することにした。


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基板が出来上がったらよくチェックして(チェックが甘いと13箇所の誤りが存在すると思った 方がいい)
電圧増幅段の動作を見る。

出力にショートピンを挿し、真空管のコネクターは外して、B電源をオンにする。間違いがなければGK間
の抵抗にバイアス電圧が現れ、半固定抵抗で調整可能となる。

次にマイナス側を使って、真空管の伝達特性を全数測定する。マイナス側のコネクターに真空管を挿し、
ヒーターを点火し、B電源を入れる。この時は負荷はショートピンのままで良い。

今回ユニットが4つなので、その結果を示す。













こうして見ると2が大きく外れている。バイアスを深くすると他と近くなりそうなので2.9V分深くして測定した。







これなら何とかなりそうである。

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測定した。このアンプもアイドリングによって出力が変化する。

31mA 0.008W

40mA 0.04W

50mA 0.14W

60mA 0.3W

取りあえず60mAで測定する。


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両ch完成させ音を聴いている。オフセットを監視中。


たおやかな音。音質ではこれが一番かもしれない。