スピーカーのインピーダンス特性の詳細

  インピーダンスの測定は、長岡鉄男氏に倣って、ふつうのアンプに100Ωの抵抗を
直列にいれたもので信号スイープします。このとき校正のためにスピーカーと切り替え
で47Ω、4.7Ωの抵抗のインピーダンスも測定します。





  foの山が20dBあると高級ユニットであるといえます。47Ωと4.7Ωが10倍(20dB)なので
図を見るとFE103はだいたいそのくらいあります。
 



  そうするとFE83はそれほどでもありませんね。




  アルニコ磁気回路はそんなには強力ではないようです。
 






  DC領域でインピーダンスが高いのは、電解コンデンサーでDCカットしてあるからです。
そうしないと大入力をいれられません。


  完全アンプ(出力インピーダンス8Ω)で直接スイープしてみます。



  ちゃんとfoの山がでてきます。ただこのへんの音は聞えるかというとほとんど聞えません。
不思議です。




  ふつうの電圧出力アンプでスイープするとこうなります。縦軸を拡大してありますが、
何もでてきません。(うーむ。これはACアンプでしょうか。)







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